５月１日、新天皇がご即位され、元号も『令和』と改められ、新しい時代が幕を開けました。

同日、我が社も新期(第４７期)がスタート致しました。

これもひとえに皆さま方の温かいご支援とご厚情の賜物と深く感謝致しております。

社員一同、一層の努力をいたすとともに、皆さま方と共に益々の発展を図ってまいる所存でございます。

何卒、今後ともご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

４月２７日（土）

就業後、ささやかながら創立記念式典が催されました。

同時に、永年勤続(10年)表彰ならびに改善提案賞(後期)の授賞式も行われました。

＊＊＊　永年勤続（10年）

製造２課勤務　　　里見　義男

＊＊＊　改善提案賞

優秀賞

製造３課勤務　　　山田　英治　　　『作業方法の見直し』

努力賞

製造３課勤務　　　浅田　滋　　　　『イス木部加工の改善』

製造２課勤務　　　野村　義春　　　『研磨刃の出し方工夫』

製造２課勤務　　　山口　勇洋　　　『NCﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ一覧作成』

以上の方々が受賞致しました。おめでとうございました。

↑↑↑　改善提案賞(優秀賞)を受賞した山田さん

山田さんの改善内容を紹介させていただきます。

提案名『作業方法の見直し』

2017年から2018年にかけて下記の①～④の見直し及び改善を継続して実行することにより、

作業時間の大幅な工数短縮の成果に繋げました。

①製作順序の見直し及び改善

作業性を重視し、計画的に作業量の平準化を図るよう作業順序の見直しを行った。

納期合わせ→作業合わせ

視点を変え、同製品を取りまとめて製作することにより作業効率向上を目指す。

②道具、工具類の見直し及び改善

製作品目と作業内容より製作に必要な工具・刃物の洗い出し及び見直しを行った。

作業上の動線も併せて見直し、各工程でスムーズに作業が行えるよう改善した。

③在庫、部品、冶具配置の見直し及び改善

②で改善した動線に取付部品やパーツ在庫等を組み込み(新たに整理棚を設置)、点在していた部品を整理した。

在庫の管理もしやすくなり、作業効率が格段に向上した。

④作業台車の製作

機械間や組み立て作業場への移動など、次工程へ移行する際に製品を乗せたまま移動可能な作業台を製作。

台車と作業台を兼ねており、製品の上げ下げ等の作業が減少し、作業効率が向上した。

同時に図面や工具を置くスライド式の引き出しを設け、作業台を広く使用できるよう工夫した。

この様な日々の改善が実を結び、今回の受賞となりました。

当社では、「人材育成」「職場活性化」「利益向上」の３つを目的とし、改善活動を行っております。

年間改善件数は約250件。その中から優秀な提案には、半期ごとに審査を行い、優秀賞や努力賞を授与しています。

私たちは、目的を持って社員一人ひとりの力を結集し、企業体質の強化、原動力に繋がるよう力を入れて取り組んでいます。