”停年”退職
12月28日(金)
今朝は雪が降り、厳しい寒さとなった金沢です。
本日、タニムラ歴40年の重鎮、中根さんが定年退職を迎えられました。
この場をお借りして、在職中にご支援頂きました皆様に、厚く御礼申し上げます。
中根さんは、”タニムラ木工”時代より約40年間の長きにわたり、タニムラ発展のために
ご尽力されてきました。常務として社員を厳しく指導し、常務退任後は優しく見守って
下さいました。40年という歳月の中で、誰にも言えないご苦労をたくさんされてきた事
と思います。本日の中根さんのご勇退のご挨拶の中で、心に残ったことがありました。
『この退職は、私にとっては、”定年”ではなく”停年”である。』
バスの停留所に見立てたお話しで、『停留所で一旦、今まで乗っていたバスを降り、次の
”夢”に向かって、違うバスに乗り込む。今はどのバスに乗り込むかを考えている。』
という内容のお話しでした。
内心、私たち社員一同はびっくりしました。
御年75歳の方が”夢”について語られるのを聞いたからです。
正直、まさか自分たちよりご年配の方が”夢”を語るとは……思いもよらない事でした。
”夢”=やりたいこと
中根さんのご挨拶の中で、そんな事を忘れてしまっていた自分たちに気付かされました。
いくつになっても、”夢”を語ることの出来る、そんな素敵な人生を歩んでいきたいと
心より感じました。
”停年”をお迎えになられた中根さんに社員一同心より感謝申し上げます。
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中根さんは油絵を描くのが趣味で、有名な絵画のコンクールでも受賞されるほどの腕前です。
我が社の事務所や食堂などに中根さんの立派な絵が飾られています。