技能講習 自動鉋400幅 刃物交換
製造1グループの澤田です。
7月28日ベテラン社員の竹本さんを講師として、自動鉋の刃物交換の方法と
調整、メインテナンスの仕方を受講しました。
順序は、
①電源をOFF状態にする。(【点検修理中】カードを下げる)
⓶自動鉋に付着してる木のヤニ汚れ、埃・ごみをへらで除去する。
③歯を止めている固定ビス5本を緩め、保持用バネに注意してゆっくりと引き出す。
(全部で4本の刃を順次交換する。)
④交換した刃は研磨工程へ回し再利用すため、きれいに拭き掃除して養生保管する。
⑤刃を挟んでいる保持部分の清掃をする。(保持用バネの取り扱いに注意)
⑥新たな刃を準備し、それぞれはめ込み保持用バネと取り付け固定用ビスの間に差し入れ、
更に削り深さを一定にするため専用定規を当てて刃先の出具合調整した後、
確実にビスを締め付ける。
⑦最後に4枚の刃の締め付け検査を行い、ゆるみが無いかの再確認をする。
⑧電源を元に戻す。
⑨再起動運転し、異音が無いかを確認する。
⓾厚さをデジタル設定調整し、実際の木材を流して設定厚が確保されているかを確認する。
⑫片づけをする。
⑬【点検修理中】カードを取り外す。
今までは切れ味が悪くなると上司に頼んでいましたが、これで刃の交換が出来るように
なりました。
平成初期製造のマシーンですが、大事に管理しながら、まだまだ現役として頑張ってほしいと
思います。
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